創る人、建てる人、住む人それぞれの視点で行う安全衛生パトロール
取り組み2017.09.22
こんにちは住まいの発見館です。
住まいの発見館では月に一度、建設中の現場に抜き打ちで安全衛生の見回りを行なっています。
これはもう10年以上続けられている恒例の行事です。
「現場を職人さんだけでなく全員で建てる」その意識を持つ為に始められました。
今回は住まいの発見館で建設中の現場の安全衛生パトロールに同行してきました。
なぜ安全衛生の見回りを行うのか?
これまでは建設中の家では資材や工具が散らかっている事が多く安全性や効率の面でどのようにすれば状況が改善できるかと考え、現場の安全衛生パトロールを始めました。
家が完成して引き渡される時に綺麗なのは当たり前です。
その過程でも整理整頓されていて、いつお客様が自分の家を見にきた時にも安心していただけるように常に意識することで自身の仕事に対する責任やモチベーションにも影響すると思い、パトロールを行なっています。
例えば万が一、庭に釘が落ちているまま引き渡してしまいお客様が怪我をしてしまう。
そのようなことが起こらないよう最善を尽くす意味でも皆んなで目を光らせ普段現場にいない人の目線も借りて様々な視点から現場安全衛生パトロールを行なっています。
現場安全衛生パトロールを行うことで作業の段階から危険な状態を回避し整理整頓されている現場にすることで、効率の向上にも繋がり完成した際にお客様に安心して引き渡しができています。
安全衛生パトロールの順序
⒈外回りの点検
⒉トイレ点検
⒊外壁
⒋室内
⒌掃除
こうして現場のパトロールを行なっています。
⒍情報の報告・共有
事務所に戻り各班の現場パトロール状況報告の共有を行います。
それぞれ自身が見回りの担当した現場の気が付いた点を話し合います。
整理整頓や清掃状態を報告するだけでなく現場の品質向上を心掛けている職人さんの作業でいい部分を発見し表彰しています。
そうする事で他の職人さんのレベル向上にも繋がり、より強い協力体制を築くことができます。
強いてはより良い家造りに繋がります。
まとめ
今回現場の安全衛生パトロールに同行して整理整頓や作業の進捗状況だけでなく、後に住む人の事を考え見回りが行われていました。
また、作業を行う職人さんの為にも危険性や作業漏れなど未然に防ぐ為の取り組みでもあります。
家を設計する人、造る人が互いに思いやりを持って讃え合い、支え合い、そして注意しあえる関係性作りが出来るようにしています。
現場だから汚い、釘ぐらい落ちてる、それが当たり前なのではなく、綺麗で整理整頓された現場を目指すことで、作業の安全性や効率が上がります。
結果として住む方への信頼と我々の責任へと繋がります。
また来月の安全衛生パトロールが楽しみです。