住宅ローンにおける変動金利と固定金利の違いを紹介します!
その他2022.07.25
住宅ローンには変動金利と固定金利がありますが、それぞれの違いについてご存じでしょうか。
注文住宅を建てようとお考えの多くは住宅ローンを組むはずなので、それぞれの違いや、メリットとデメリットをしっかりと押さえておきましよう。
今回は、住宅ローンにおける変動金利と固定金利の違いを紹介します。
□2つの違いとは
変動金利とは、金利が変動する住宅ローンのことです。
この金利は3ヶ月や6ヶ月といった一定の期間ごとに、その時点での市場金利に合わせて変動します。
比較的金利が低く、利息の負担も軽くなります。
ただし、ローンの返済中に金利が上昇すると変動金利も上昇する仕組みなので、返済期間中は変動のリスクを抱えなければなりません。
固定金利は、金利が一定値に固定されている住宅ローンのことです。
一般的に、期間が長ければ長いほど金利が高くなります。
変動金利よりも割高ではあるものの、金利が変わるリスクを負わなくて良いので、将来の資金計画が立てやすいです。
□どちらを選べば良いのか
どちらを選べば良いのかを判断するために、それぞれのメリットとデメリットを整理しましょう。
まず、変動金利のメリットは固定金利よりも安いこと、そして金利が下がれば返済額も下がることです。
デメリットは金利の上昇により返済額も上がること、それによって将来の設計が立てにくいことです。
したがって、返済額が高くなる可能性を許容でき、将来設計に悪影響はないと判断できる場合は採用すべき金利と言えるでしょう。
一方で固定金利のメリットは完済するまで契約時の金利が変わらないので、返済計画を立てやすいことが挙げられます。
デメリットは負担が比較的大きいこと、金利低下によるメリットを全く受けられないことが挙げられます。
住宅ローンの金利で単純に比較すると、割高な固定金利よりも変動金利の方が良いように感じられます。
しかし、返済計画や人生設計を考える上ではどうでしょうか。
月々の返済額が変わらない方が将来的な返済の計画を立てやすいので、固定にした方が良いと言えるでしょう。
後悔しないように、ご自身に合う金利タイプを選びましょう。
□まとめ
今回は、住宅ローンにおける金利の違いを中心に紹介しました。
変動金利は固定金利よりも金利が低いものの、安定していないリスクがあります。
それに対して固定金利は安定しているものの、負担が比較的大きいです。
それぞれのメリットとデメリットをしっかりと考慮した上で、どちらの金利を選ぶのか決めましょう。