注文住宅の予算オーバーを避けるためのポイントを解説します!
その他2023.03.09
注文住宅を検討されている方は、予算について考えていますか。
どの程度の予算でどんな家が建つかイメージできない方や、ご自身が無理なく返済できる資金計画が分からない方は多くいらっしゃいます。
今回は、注文住宅の予算オーバーを避けるポイントや、予算を考える前に知っておくべき知識について解説します。
□予算オーバーを避けるポイント
1つ目のポイントは、要望に優先順位をつけ、要望を取捨選択することです。
予算内でできるだけ多くの要望を実現するためには、メリハリのある資金計画が大切です。
妥協するところはハッキリ妥協し、本当に実現したいことにお金をかけることが大切です。
家族で要望を話し合い、要望に優先順位をつけましょう。
2つ目のポイントは、建築費用以外の費用も把握して計画することです。
建築費用以外で大きな金額が必要になる要因は、以下の3つです。
・地盤改良工事
・水道工事
・住宅ローンに関する費用
地盤改良工事と水道工事における費用は、地盤の弱い地域や水道管が引かれていない地域に住宅を建てる場合に必要になります。
住宅ローンには、保証料や火災保険料など、金利や手数料以外の部分でもお金がかかるため注意しましょう。
3つ目のポイントは、長期的なコストを考えることです。
例えば、コストが低い代わりに耐久性の低い外壁材を採用した場合、外壁塗装の塗り替え時期が早くなり、結果的にコストが高く耐久性の高い外壁材よりも高くついてしまう場合があります。
住宅に使う素材は導入コストだけでなく、長期的な視点で考えましょう。
□予算を考える前に知っておくべき知識
近年は自己資金0円、頭金0円でマイホームを購入できるような広告が見られますが、自己資金は用意した上で住宅の購入に臨みましょう。
先ほども挙げたように、住宅の購入には建築費用以外の部分でも多額の費用が必要になります。
その中にはローンで借りられない費用もあるため、それらの費用を支払うために、ある程度の現金は手元に持っておくべきです。
具体的には、総費用のうち10パーセント程度を目安に用意しましょう。
次に、ボーナス支払いの是非についてです。
ボーナス払いのメリットは返済期間が短くなることですが、年間の支払い額も大きくなる点がデメリットです。
今後も一定額のボーナスが出る確信がない限りは、ボーナス支払いは避けましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅の予算オーバーを避けるためのポイントや、予算を考える前に知っておくべき知識について解説しました。
注文住宅の予算は、意外にも簡単にオーバーしてしまうものです。
無理なく返済するためにも、メリハリのある資金計画にしましょう。