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注文住宅で防音室は造れる?ポイントや注意点を解説します!

2023.07.17

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オーディオや楽器演奏の趣味をお持ちの方は、防音室に興味がありませんか。

注文住宅ではハードルが高いように思われますが、実は防音室を導入されるご家庭はいくつかあります。
自身の趣味以外にも、お子さんがピアノを演奏する部屋として造られる方もいらっしゃいます。
今回は、注文住宅で防音室を造るポイントや、防音室を造る際の注意点を解説します。

□防音室を造る際のポイント

防音室を造る際に把握しておくべきポイントは、必要な防音対策を知ることです。
ひとえに防音対策と言っても、簡単なピアノの演奏ができる程度の部屋から、ドラム演奏のできる部屋まで様々にあります。

必要な防音対策を考える上で大切なのは、使用目的を決めた上でそれがどれだけの騒音になるか考えることです。

そのために、騒音の尺度をデシベルと呼ばれる単位で数値化してみましょう。
この数値が大きいほど、大きな騒音であることを表します。

例えばピアノ演奏であれば90から110デシベル、ドラム演奏なら130デシベルの騒音が発生する場合が多いです。
人が気にならない程度の騒音は40デシベル程度のため、ピアノ演奏やドラムには防音対策が必要となります。

防音室の遮音性能もデシベルで表されるため、防音室を通した騒音の大きさはデシベルの引き算で考えられます。

例えば、遮音性能が50デシベルの防音室でピアノを演奏する場合、騒音は80デシベル程度。
この場合防音室を通しても大きな騒音が発生してしまうため、より性能の高い防音室や他の対策が必要です。

□防音室を検討する際の注意点

防音室は近隣への迷惑を気にせずに使えるというメリットがありますが、デメリットもいくつか存在します。

*耐荷重を超える場合がある

防音室は通常の部屋に比べて重いため、木造住宅の2階では設置できない場合があります。
注文住宅であれば防音室に耐えられるように作ってもらうことも可能ですから、事前に設置したい場所の耐荷重を確認しておきましょう。

*コストがかかる

防音室の性能や広さによって費用は大きく異なりますが、少なくとも通常の部屋に比べれば費用は高くなる傾向にあります。

6畳の部屋を丸ごと防音室にする場合、300万円程度はかかると思ったほうが良いでしょう。
ただ、1畳程度の小さな防音ブースであれば、10万円程度で設置できる場合もあります。

□まとめ

今回は、防音室を造る際のポイントや、注意点について解説しました。
防音室は種類によって遮音性能が大きく異なるため、使用目的に応じて性能を考えることが大切です。
費用も高額になりやすいため、予算オーバーにも注意して選びましょう。

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