木造と鉄骨の違いについて!特徴やメリット・デメリットを紹介します!
その他2022.03.05
家づくりを検討されている方で、木造と鉄骨の違いをご存じない方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、木造と鉄骨それぞれの工法や特徴について解説します。
また、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてくださいね。
□木造と鉄骨造の工法や特徴をご紹介します!
木造住宅は、木材で作られており日本の気候に合わせて作られているため、日本の住宅の約6割を占めています。
木造住宅は木造軸組工法と木造壁式工法の2種類の工法があります。
木造軸組工法は柱と梁を軸として骨組みを作り、筋ちがいと合板で組み上げていく工法です。
また、柱と梁の間に空間があるため、窓などを設置しやすいという特徴があります。
設計や間取りの自由度が高いため、注文住宅でも採用されています。
木造壁式工法は、2インチ×4インチに加工された木材パネルを組み立てていく工法です。
最近この工法を採用して建築している住宅が増えています。
木造軸組工法と比較すると建築時の部屋の配置などの自由度は低いです。
鉄骨造に使用される材料には、重量鉄骨と軽量鉄骨の2種類があります。
重量鉄骨とは、厚さが6ミリメートル以上のもので、軽量鉄骨では6ミリメートル未満のものが該当します。
また、建て方についても、軽量鉄骨ブレース工法と重量鉄骨ラーメン工法の2種類があります。
軽量鉄骨ブレース工法とは、骨組みを軽量鉄骨で作り、ブレースを用いて対角線を補強して、ボルトで繋げる工法です。
重量鉄骨ラーメン工法とは、軽量鉄骨ブレース工法ではボルトで支えていた部分を、溶接によって繋げる工法のことを指します。
強度が高いことと部屋配置の自由度も高いことが特徴で、マンションやショッピングモールなどに採用されています。
□木造と鉄骨のメリットとデメリットについて
耐震性については、鉄骨の方が優れていますが、一概にそうとは言えません。
木造住宅でも、軽くしなやかな木材を使うことによって、地震の揺れを吸収できるので、耐震性を期待できます。
非常に大きなメリットですね。
防音性については、鉄骨造住宅も木造住宅と大差はありません。
そのため、外からの音などが気になる方はあまり迷う必要はありません。
□まとめ
今回は木造の住宅と鉄骨造の住宅の特徴と木造と鉄骨のメリットとデメリットについてご紹介いたしました。
木造住宅は、日本の気候を理解して作られていることから、日本の住宅の6割を占めているほど一般的です。
また、鉄骨造の方が耐震性に優れ入ていると言われています。
このような特徴を理解した上で慎重に選ぶようにしましょう。