注文住宅のデザインの考え方とは?パーツごとに紹介します!
その他2023.03.13
これから注文住宅を購入される方の中には、外観選びに困っている方も多いでしょう。
外には数多くの家が建っていますが、どれも違う形や色をしているので、自分でデザインを考えるのは難しいですよね。
注文住宅の外観デザインには、考え方やポイントがあるため、ご安心ください。
今回は、注文住宅の外観を決めるポイントや、外観デザインの考え方について解説します。
□注文住宅の外観を決めるポイント
1つ目は、建物の形です。
注文住宅の外観を決める上では、和モダンやシンプルモダンなどの抽象的なイメージを最初に決めましょう。
そのイメージを軸にして建物の形や屋根、色などの各項目を選ぶことが大切です。
建物の形は家の印象を大きく左右する一方で、機能性にも大きく関わるポイントです。
特に、シンプルモダンでは、シンプルさを追求するゆえに屋根や軒がない家もあります。
屋根や軒がないと風雨をしのげず、シンプルな間取りは直射日光を遮れないケースもあるため、機能性も考えて決めましょう。
シンプルな間取りは費用を抑えられることがメリットです。
2つ目は、屋根の形です。
意外にも、屋根の形は家の印象を大きく左右します。
屋根は風雨から家を守る重要なポイントなので、機能性とデザイン性の両方を兼ね備えているものを選びましょう。
3つ目は、外壁です。
外壁は色選びも大切ですが、素材選びも大切です。
色の印象は同じものでも素材によって変化するため注意しましょう。
素材によってメンテナンスの手間や耐久性も異なるため、デザインや印象だけで選ぶのは避けましょう。
□外観デザインの考え方
外観デザインを考える際は、軸となるような外観イメージや、内装イメージが大切です。
既に室内のイメージができている方は、それに合わせる形で外観を考えると良いでしょう。
外観から考える方は、先ほど挙げた和モダンやシンプルモダンなどのテーマ以外にも、外壁に使いたい色や素材感を軸にイメージを膨らませましょう。
外観に使う色は、基本的に2色以内に抑えましょう。
メインカラーが多くなると、ごちゃごちゃとした印象になってしまいます。
家のテーマや素材感に合う色を考え、色はシンプルにまとめましょう。
屋根や建物の形状など、外観はリフォームで変更しにくい部分が多くあります。
そのため、それぞれの項目を慎重に選びましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅の外観を決めるポイントや、外観デザインの考え方について解説しました。
一度にすべてイメージしようとすると難しい外観デザインですが、設定したコンセプトに基づいてそれぞれの項目ごとに決めていけば、まとまったデザインが考えられます。
注文住宅の予算オーバーを避けるためのポイントを解説します!
その他2023.03.09
注文住宅を検討されている方は、予算について考えていますか。
どの程度の予算でどんな家が建つかイメージできない方や、ご自身が無理なく返済できる資金計画が分からない方は多くいらっしゃいます。
今回は、注文住宅の予算オーバーを避けるポイントや、予算を考える前に知っておくべき知識について解説します。
□予算オーバーを避けるポイント
1つ目のポイントは、要望に優先順位をつけ、要望を取捨選択することです。
予算内でできるだけ多くの要望を実現するためには、メリハリのある資金計画が大切です。
妥協するところはハッキリ妥協し、本当に実現したいことにお金をかけることが大切です。
家族で要望を話し合い、要望に優先順位をつけましょう。
2つ目のポイントは、建築費用以外の費用も把握して計画することです。
建築費用以外で大きな金額が必要になる要因は、以下の3つです。
・地盤改良工事
・水道工事
・住宅ローンに関する費用
地盤改良工事と水道工事における費用は、地盤の弱い地域や水道管が引かれていない地域に住宅を建てる場合に必要になります。
住宅ローンには、保証料や火災保険料など、金利や手数料以外の部分でもお金がかかるため注意しましょう。
3つ目のポイントは、長期的なコストを考えることです。
例えば、コストが低い代わりに耐久性の低い外壁材を採用した場合、外壁塗装の塗り替え時期が早くなり、結果的にコストが高く耐久性の高い外壁材よりも高くついてしまう場合があります。
住宅に使う素材は導入コストだけでなく、長期的な視点で考えましょう。
□予算を考える前に知っておくべき知識
近年は自己資金0円、頭金0円でマイホームを購入できるような広告が見られますが、自己資金は用意した上で住宅の購入に臨みましょう。
先ほども挙げたように、住宅の購入には建築費用以外の部分でも多額の費用が必要になります。
その中にはローンで借りられない費用もあるため、それらの費用を支払うために、ある程度の現金は手元に持っておくべきです。
具体的には、総費用のうち10パーセント程度を目安に用意しましょう。
次に、ボーナス支払いの是非についてです。
ボーナス払いのメリットは返済期間が短くなることですが、年間の支払い額も大きくなる点がデメリットです。
今後も一定額のボーナスが出る確信がない限りは、ボーナス支払いは避けましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅の予算オーバーを避けるためのポイントや、予算を考える前に知っておくべき知識について解説しました。
注文住宅の予算は、意外にも簡単にオーバーしてしまうものです。
無理なく返済するためにも、メリハリのある資金計画にしましょう。
注文住宅の間取りを考える際のポイントとは?実例も解説します!
その他2023.03.05
これからリフォームされる方は、今後の生活を具体的にイメージしながら計画を立てていますか。
特に間取りを変更するような大幅なリフォームでは、リフォームの考え方から見直す必要があります。
今回は、間取りを考える際のポイントや、2階建ての間取りの成功例について解説します。
□注文住宅の間取りを考えるポイント
1つ目のポイントは、流行や周囲の家に流されないことです。
人気の間取りや流行の間取り、知人宅の間取りの良いところを参考にすることは大切ですが、自分で考えるのが難しいといった消極的な理由や、デザインへの憧れで真似するのは危険です。
そもそも、間取りは個人の生活スタイルに合わせて考えられるものであり、人気の間取りがあなたに合っているとは限りません。
人気の間取りを取り入れる場合は、どこが自身の生活スタイルに合っているのか考えたうえで、参考にしましょう。
リフォームで気分が高まり、デメリットが見えなくなっている場合もあります。
検討している間取りのメリットだけでなくデメリットも並べて、一度冷静になって考えましょう。
2つ目のポイントは、よくある失敗例から学ぶことです。
検討している間取りのデメリットを考える際にその間取りの失敗例を見ておくと、自分では考えていなかった間取りの落とし穴に気づける場合があります。
実際にその間取りを使ったことのある人の失敗を知ると、実際の生活もイメージしやすくなります。
デメリットを知るだけでなく、実際に生活している人の声も参考にしましょう。
□2階建ての間取りの成功例
2階建て住宅のメリットは、土地に余裕がなくても要望を実現しやすいことや、2階部分のプライバシーを確保しやすいことです。
そのため、間取りを考える際にはこれらの特徴を生かしましょう。
まずは、25坪の2階建ての間取りです。
こちらは寝室に大きな収納が設けられており、寝室でそのまま着替えられる点が便利な間取りです。
2階に寝室を設けておくことで、気軽に着替えられます。
こちらは2階にトイレを設けていませんが、間取りに余裕がなければトイレを1つにするのも良いでしょう。
次に、35坪の2階建ての間取りです。
こちらは先ほどに比べると間取りに余裕が生まれ、階段からバルコニーまで通じる広い廊下を設けています。
バルコニーから光を取り込めるため、日中は廊下まで明るくなります。
□まとめ
今回は、注文住宅の間取りを考えるポイントや、2階建て住宅の成功例について解説しました。
先ほどの例では、トイレを1つだけにして収納を多めに設けています。
間取りを考える際には、限られた条件の中で取捨選択していくことが大切です。
注文住宅にオプションは必要?お勧めのオプションを紹介します!
その他2023.03.05
自由度が高く、自分の要望を叶えやすい点が注文住宅のメリットです。
憧れのシステムキッチンや床暖房などのオプションに興味を持つ方も多いでしょう。
しかし、興味のあるオプションをすべて採用してしまうと、高確率で予算オーバーしてしまいます。
今回は、注文住宅にお勧めのオプションや、本当に必要なオプションの選び方について解説します。
□注文住宅にお勧めのオプション
注文住宅のオプションと言えば、キッチンや床暖房、空調システムなどを思い浮かべる方が多いでしょう。
注文住宅では、内装だけでなく、外装のオプション選びも同じくらい大切な項目です。
例えば、耐久性が高く、メンテナンスの手間が少ないタイル外壁や、雨を利用して汚れを取り除くセルフクリーニング外壁などがあります。
素材感や色だけでなく、機能性も考えて外壁を選びましょう。
特に土地が狭い方には、屋上の活用がおすすめです。
屋上の設置にはコストやメンテナンスの手間がかかりますが、屋上を庭のように活用することで、限られた土地を活かして充実した生活が送れるでしょう。
内装でお勧めの設備は、床暖房です。
冬の冷気は足元に溜まるため、靴下だけでは寒さをしのげない方も多いでしょう。
床暖房は冬の足元の冷たさを解決してくれるため、お勧めの設備です。
また、エアコンのように空気の入れ替わりがないため、乾燥しにくく、ホコリが舞いにくい点も魅力です。
スペース不要のため、スペースが限られた家でも導入しやすいでしょう。
□そのオプションは本当に必要?
注文住宅でよくある失敗に、オプションを取り入れ過ぎたことによる予算オーバーがあります。
予算を考えずにオプションを採用してしまうと、簡単に予算オーバーしてしまいます。
オプションは魅力的にみえるものですが、そのオプションが本当に必要なのか、そこはお金をかけるべき場所なのか、慎重に考えましょう。
限られた予算の中で最善を尽くすには、お金をかけるところと、かけないところのメリハリをつけることが大切です。
次に、検討しているオプションが他の場所に影響を与えないか考えましょう。
例えば、薪ストーブや暖炉は、リビングにスペースが必要です。
そもそも火を扱っているため、設置位置には細心の注意を払いましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅にお勧めのオプションや、本当に必要なオプションの選び方について解説しました。
注文住宅のオプションは、どれも魅力的にみえますよね。
それらのオプションを検討する前に、本当に必要なオプションか、一度立ち止まって考えましょう。
注文住宅の設備選びで失敗しないためのポイントとは?おすすめの設備を解説します!
その他2023.03.01
注文住宅では、間取りや外壁塗装など、決めることが多くて困ってしまいますよね。
コンセントの位置や設備のグレードなど、細かな部分がおろそかになってしまう方も多くいらっしゃいます。
今回は、注文住宅におすすめの設備やオプションについて紹介し、設備選びで失敗しないためのポイントについて解説します。
□注文住宅におすすめの設備
設備のオプションやグレードで中心に考えていただきたいのが、水回りです。
水回りは特に汚れやすく、掃除も手間がかかってしまいます。
普段の家事の負担を減らすためにも、水回りの設備は慎重に選びましょう。
1つ目は、ビルトイン食洗器です。
食洗器は丁寧な手洗いの手間を省き、食器の汚れを軽く落とすだけで乾燥まで行ってくれます。
大型の食洗器があれば、洗い物を一気に片付けられます。
特に冬場は冷たい水に触れる作業が減り、しもやけや手荒れのストレスから解放してくれるでしょう。
2つ目は、タンクレストイレです。
タンクレストイレは、掃除のしやすさが魅力です。
便座の後ろにタンクがないためシンプルな形状になっており、トイレの裏側まで掃除しやすいのが特徴です。
トイレのメンテナンス頻度が高い方は、タンクレストイレを導入すると良いでしょう。
2階建て住宅を建てる場合、トイレは2階にも設けることをおすすめします。
トイレが2つあるメリットは、片方が使えなくなった時にもう片方で対応できる点や、お客様用と家庭用でトイレを使い分けられる点です。
一方で、トイレが多いほど掃除の手間が増える点に注意しましょう。
□設備選びで失敗しないためのポイント
設備選びで最も大切なのは、その設備が本当に必要か、常に疑う姿勢を持つことです。
一見すると魅力的な設備でも、実際に使ってみるといらない設備だった、無駄に高いお金を払ってしまった、むしろ邪魔だった、と後悔する場合があります。
このようなで後悔を未然に防ぐためには、その設備を実際に使うイメージを膨らませて、その設備が本当に役に立っているか考えることが大切です。
様々な設備がありますが、それぞれのご家庭にあった設備があるので、本当に必要な設備だけを選びましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅におすすめの設備や、設備選びで失敗しないためのポイントについて解説しました。
欲しい設備をすべて取り入れていくと、予算を大幅に上回ってしまいます。
ご自身の資金計画と相談しながら、欲しい設備やオプションに優先順位をつけましょう。
犬と暮らす上で考えるべき間取りのポイントを解説します!
その他2023.02.25
新居で犬と暮らす予定の方は、犬のことだけでなく、犬も人もお互いが暮らしやすい間取りを目指していますか。
犬と暮らす注文住宅を建てる場合、犬の特徴を知り、それらを活かして間取りを考えることが大切です。
今回は、犬と暮らす際に注意したい間取りのポイントや、犬と暮らしやすい間取りのアイデアについて解説します。
□犬と暮らす際に注意したい間取りのポイント
犬にとって過ごしやすい家を考えるなら、まずは犬について詳しく知ることが大切です。
犬の好きなことを活かし、苦手な要素を減らしてあげましょう。
犬の好きなことは運動です。
忙しくて毎日お散歩に行けないご家庭では、犬も運動不足になってしまいます。
犬は犬種によっても必要な運動量が異なるため、注意しましょう。
犬が好きなタイミングで遊べるドッグランを設けたり、室内でも運動しやすかったりするような動線を確保しておくことが大切です。
また、犬は落ち着ける場所を好む傾向にあります。
室内で飼う場合は、ドッグスペースは必要ないように思えますが、それは大きな間違いです。
犬は一人にしてほしい時間もあるため、人の存在を感じないようなスペースを作ってあげましょう。
一方で、犬は孤独を嫌います。
オオカミを先祖とする犬は、本能的に群れでの生活を好みます。
1日中人と過ごしているとストレスを感じてしまいますが、反対に離れすぎるのも良くありません。
犬と人が適度な距離感を保てる間取りを心がけましょう。
□犬と暮らしやすい間取りのアイデア
犬の運動に関連するアイデアとして、庭やドッグランに室内から出入りできる間取りや、玄関から浴室までの動線の確保が大切です。
例えば庭やドッグランには、犬が行き来しやすい段差の低い窓や、ドッグランで直接足を洗えるような立水栓がおすすめです。
また、散歩の影響で玄関の出入りが増えるため、玄関のスペースに余裕があると良いでしょう。
散歩から帰ってきてすぐに足を洗えるように、玄関の横に浴室を設けたり、動線を短くしたりする工夫をしましょう。
水回りの工夫として、洗い場の横にドッグスペースを設けると良いでしょう。
洗い場はもともと汚れや水に強い床材を使っているので、ドッグスペースを設置する場所として最適です。
ニオイ対策のために、ドッグスペースには必ず換気扇を設けましょう。
□まとめ
今回は、犬と暮らす上で考えるべき間取りのポイントや、アイデアについて解説しました。
犬と暮らす上で大切なポイントは、適度な距離感を保って生活することです。
これを実現するために、間取りの面で工夫していきましょう。
ドッグランをつくりたい方必見!ペットと暮らす家の実例を解説します!
その他2023.02.21
犬と暮らす注文住宅を検討されている方には、ドッグランに興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。
犬が好きな時に思いっきり遊べるドッグランは、犬にとってはまさに天国ですよね。
ドッグランと聞くと大豪邸をイメージされる方も多いのですが、ポイントを押さえればご自宅にドッグランを設けられます。
今回は、ドッグランの間取りの考え方や、ペットと暮らす家の実例について解説します。
□ドッグランやドッグスペースの間取りの考え方
前提として、ドッグランは犬が遊ぶためだけの場所ではない、と考えましょう。
犬が思う存分遊べるのはもちろんのこと、犬がのびのびと過ごすための空間としても、ドッグランは大切です。
犬には自分にとってお気に入りの場所があり、気分や時間によっている場所が異なるのも特徴です。
そのため、犬にとっての遊びやすさだけでなく、長時間くつろげるような空間づくりを工夫しましょう。
ドッグランに併設したい設備として、立水栓があります。
人工芝にも含まれるゴムチップは、室内に持ち込むと床を黒く汚してしまいます。
ドッグランで思いっきり遊んだ後、犬をその場で洗える立水栓があると便利でしょう。
玄関の脇から直接ドッグランに入れる間取りにすると、お散歩から帰ってきたときにも外で足を洗えます。
□ペットと暮らす家の実例
1つ目の例は、ドッグランと室内の行き来がスムーズな間取りです。
ドッグランの横には直接出入りできる室内のドッグスペースが設けられており、犬が快適に過ごすことが考えられた間取りです。
このように、庭やドッグランの横にドッグスペースを設ける場合は、ドッグスペース内に洗い場を設けると良いでしょう。
先ほどはドッグランに立水栓を設ける例を解説しましたが、こちらは室内で利用できるため、冬の寒い日には暖かい部屋で洗える点が魅力です。
立水栓には温水が使えるものもありますが、室内の場合、濡れた後に冷たい外気にさらされる心配がありません。
2つ目は、全館空調を取り入れた間取りです。
ペットと暮らす上で、ニオイはどうしても気になりますよね。
常に換気してくれるタイプの全館空調を取り入れると、ニオイ問題を軽減できます。
全館空調が予算オーバーの場合、ペットのトイレ付近に換気扇を設けるだけでも対策になります。
□まとめ
今回は、ドッグランの間取りの考え方や、ペットと暮らす家の実例について解説しました。
ドッグランを設ける場合、ペットの遊びやすさだけでなく、人やペットの過ごしやすさにもこだわって間取りを考えましょう。
注文住宅のトイレはどのようにつくれば良い?
その他2023.02.17
注文住宅で疎かになりがちなポイントが、トイレの内装です。
機能や性能を考えてトイレを選ぶことはもちろん、内装にこだわり、空間として良いトイレをつくることも大切です。
例えばお客様にトイレを貸す時、貸しても恥ずかしくない内装になっていますか。
トイレは家族以外の人も使うため、内装にもこだわる必要があります。
今回は、注文住宅のトイレ本体の選び方や、内装の考え方について解説します。
□トイレ本体の選び方
トイレには、主に2つの種類があります。
1つ目は、タンクレストイレです。
その名の通りタンクのないトイレで、タンクがない分形もシンプルな点が特長です。
見た目がスッキリしていることや、トイレの裏側まで掃除しやすい点がメリットでしょう。
スッキリしているおかげで、タンク有トイレに比べて広さに余裕のある空間が生まれます。
一方で、手洗いが別途必要な点に注意しましょう。
独立した手洗いはトイレのオシャレさを決める重要なポイントなので、つくり手のセンスが問われる場所でもあります。
タンクレストイレの場合は、手洗いを廊下に設置しても良いでしょう。
2つ目は、タンク有トイレです。
タンク有トイレのメリットは、比較的コストが低い点です。
一方で、タンクが大きいとタンクが目立ち、無骨な印象になってしまいます。
近年はタンクが目立ちにくいモデルや、タンク内蔵式のモデルもあるため、おしゃれなトイレを目指すならそちらを選びましょう。
□トイレの内装の考え方
トイレを素敵な空間に仕上げるためには、汚れを目立たせないことや、空間に余裕を持たせることが大切です。
まず、汚れ対策です。
トイレの壁や床にはどうしても汚れが付着しやすいので、汚れを落としやすい壁紙や、汚れが残っても目立ちにくい壁紙を選ぶことが大切です。
トイレは床面積の小さな部屋なので、トイレの床材や壁紙だけでもこだわった材質を選びましょう。
床材や壁紙にお金をかけても、最大で数万円高くなる程度です。
次に、空間に余裕を持たせることです。
近年はトイレ内に手洗いを設けるケースが主流になっていますが、小さいトイレに手洗いを設けると窮屈になってしまいます。
空間に余裕のないトイレに手洗いを設けたい場合、トイレを横向きにして手洗いを設けると良いでしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅のトイレ本体の選び方や、トイレの内装の考え方について解説しました。
トイレは小さな空間でありながら、他人の目に入りやすい場所です。
トイレだからと侮らずに、良い空間づくりを心がけましょう。
オーナーズコラムを始めます!テーマは『ありのままの暮らし』
新居に引っ越して数ヶ月。
ひと冬を超え、もうすぐ暖かくなりそうな、春の訪れを感じる季節。
『この新しい家で起こる、ありのままの生活』
『家を建てる前の打ち合わせで聞いていたことが、実際に住んでみると、こうなりました!』
とか、家づくりを考えている人は意外と知りたいことなのかな?と。
寒い季節・暑い季節を過ごす中で、
家はもちろん、そこで暮らす家族の生活がどんなふう変化していくのか?
生の声をお伝えしていければと思います!
どうぞ、お付き合いください😊
新居で過ごす、初めてのお正月
孫は、来ると必ず壁のレンガを確かめます😆
我が家でも初雪を観測⛄️
うっすら積もっていました!
そして、家の打ち合わせの時に
「この窓にしたら、結露ってつくんですか?」との質問に
「少し、つきますよ」とのお答え。
冬の窓は、びしょ濡れしか知らない私には「?」でしたが
事実は↓でした
かすかに結露を発見‼
素晴らしい窓と断熱性に感涙しました😭
そして、もうすぐ、おひな祭り
私が、紙粘土で作った物です☺️
ペットと暮らす家で注意すべき間取りの考え方とは?トラブル対策も解説します!
その他2023.02.13
これから注文住宅を建てる方の中には、室内でペットと暮らす予定の方もいらっしゃると思います。
では、ペットと暮らす間取りを考える上で、具体的に工夫していることはありますか。
ペットとの距離感を適切に保ち、互いがストレスなく生活するためには、間取りや設備面で工夫する必要があります。
今回は、ペットと暮らす家で工夫すべき間取りや設備のポイント、よくあるトラブルの対策方法について解説します。
□家の間取りや設備面の工夫
犬と暮らす場合のように散歩を伴うペットの場合、散歩から帰ってきてすぐに汚れを落とせるようなスペースがあると良いでしょう。
例えば玄関の近くに浴室を設ける間取りや、浴室とは別でペット専用の洗い場を設ける方法があります。
また、洗面所は汚れに強い床材が使われているため、ペットのトイレ置き場に適しています。
もし浴室でペットを洗う予定の方は、洗面所にペット専用のスペースを設けると良いでしょう。
一方で、浴室にある洗剤やシャンプーは、ペットにとって危険な場合があります。
お湯が張ってあれば溺れてしまうリスクもあり、浴室はペットにとって非常に危険な場所です。
ペットが勝手に侵入して生じる事故もあるため、勝手に入れないようにフェンスを設置しておきましょう。
設備面の工夫として、床材選びが大切です。
犬や猫などのペットは人間に比べて足を滑らせやすいため、床材は滑りにくいものを選びましょう。
どうしても使いたい床材がある場合は、コーティングも効果的です。
□ペットと暮らす上でのトラブルの対策
犬と暮らす上でどうしても気になるのが、鳴き声や足音などの騒音問題と、ニオイ問題です。
まず鳴き声対策ですが、直接音を小さくするのは難しいですよね。
そのため、サッシやシャッターを設けることで近隣や室内への騒音防止を図りましょう。
足音は床材にクッション性の高いものを使うことで、かなり軽減できます。
次に、ニオイ対策です。
ニオイ対策は、ペットのトイレを中心に行ってください。
トイレ付近に換気扇を設けたり、床材は消臭機能や防水機能のあるものを選んだりすると良いでしょう。
ニオイは天井に残りやすいため、換気扇は天井付近に設置しましょう。
□まとめ
今回は、ペットと暮らす家で工夫すべき間取りや設備のポイント、ペットと暮らす上でのトラブル対策について解説しました。
ペットの性質をよく知ることで、お互いの住みやすさは大幅に向上します。
この記事がお役に立てますと幸いです。