TLDR:襖の張替えは、料金が「襖紙のグレード」「片面/両面」「下地の傷み」「枚数」で大きく変わります。目安として1枚あたり 2,000〜25,000円の幅があり、DIYは材料費が見えやすい一方で道具代とやり直しで逆転することもあります。判断は「総額」と「期間」で揃えて比較するのが安全です(相場/襖紙/DIY/見積もり/工事期間)。
襖の張替えは、和室の印象を短時間で整えやすい一方で、「いくらかかるのか」が分かりにくい工事です。理由は、襖紙のグレード(普及・糸入り・鳥の子など)だけでなく、片面か両面か、下地の傷み、天袋の有無、枚数、引手交換の要否など、条件が多いからです。さらにDIYという選択肢もあるため、比較軸が増えて迷いやすくなります。この記事では、襖 張替え 費用を「相場」「種類別」「DIY比較」「見積もりの内訳」「工事期間」「地域での頼み方」に分け、初めての方でも判断しやすい形で整理します。
1. 相場は?1枚と総額をどう見ればいい?
1-1. 相場が幅広い理由は「片面/両面」と「紙のグレード」です
襖は、押入れのように片面だけ見える場所と、間仕切りのように両面が見える場所があります。両面は作業も材料も増えるため、同じ枚数でも総額が上がりやすいです。さらに襖紙は普及品から上質な和紙系まで幅があり、ここが費用差の中心になります。まず「どの襖が片面で足りるか」を分けるだけでも、見積もり比較が一気に楽になります。
1-2. 目安はグレード別に見ると「高い/安い」の判断ができます
相場をつかむときは、同じサイズ条件(普通サイズなど)でグレード別に確認すると判断がぶれにくいです。普及〜並品は数千円台からありますが、上級品になると1枚で1万円台後半〜になることもあります。大切なのは「何が含まれてこの価格か」を揃えることです。紙の種類だけでなく、剥がし・下地調整・引手交換などの範囲で見え方が変わります。
表① 襖張替えの相場目安(普通サイズ想定)
| ① グレード | ② 片面(1枚) | ③ 両面(1枚) |
|---|---|---|
| 普及〜並品 | 2,000〜3,500円 | 3,000〜4,500円 |
| 中級品 | 4,000〜6,500円 | 5,500〜9,000円 |
| 上級品〜高級品 | 18,000〜25,000円 | 40,000〜50,000円 |
※目安です。サイズ・面数・下地状態・作業範囲で変動します(参照日:2026-02-07)。
1-3. 「総額」は枚数×単価+オプションで決まります
失敗しやすいのは、1枚の単価だけを見て安心してしまうことです。実際は「何枚あるか」「片面/両面の内訳」「天袋や裏面も替えるか」「下地補修や引手交換があるか」で総額が変わります。見積もりを取る前に、場所ごとに枚数を数えてメモしておくと、条件が揃い、比較が正確になります。
出典:住まいの発見館|襖張替え費用の相場を1枚・総額で解説(参照日:2026-02-07)
2. 種類別で何が変わる?襖紙・本襖/戸襖の考え方
2-1. 普及・糸入り・鳥の子で、費用と質感が変わります
普及襖紙は費用を抑えやすい一方、傷や汚れが気になる場所では張替え頻度が上がることがあります。糸入りは風合いと耐久性のバランスが取りやすく、家族がよく使う部屋で選ばれやすい種類です。鳥の子系は上質感が出やすい分、料金が上がりやすいため、間仕切りだけ上級にするなど、部位でメリハリをつけると予算管理がしやすいです。
2-2. 機能性(防汚・耐擦れなど)は、長期のコスパにも影響します
ペット同居や子育て世帯では、表面が擦れたり引っかかれたりして破れやすいことがあります。こうした環境では、初期の料金が少し上がっても、汚れが拭き取りやすい、擦れに強いといった機能を持つ材料を選ぶことで、結果として張替えの頻度が下がる場合があります。見本は小片だけで判断せず、可能なら大きめのサンプルで見え方を確認すると失敗が減ります。
2-3. 本襖と戸襖で「下地の手間」が違い、追加費用が出ることもあります
本襖は木の骨組みに下貼りを重ねる構造で、紙を貼る前の下地調整が仕上がりに直結します。戸襖は合板面を持つタイプで、波打ちや反り、浮きがあると補修が必要になり、追加費用が出やすいです。種類が混在している住宅も多いため、見積もり時に「どの襖がどのタイプか」を伝えると、後からの差額が起きにくくなります。
表② 種類別の選び方と費用の考え方(目安)
| ① 種類 | ② 向きやすい場所 | ③ 費用の考え方 |
|---|---|---|
| 普及襖紙 | 押入れ・収納など | 単価を抑えて枚数を整える |
| 糸入り襖紙 | 家族がよく使う部屋 | 耐久性とのバランスで比較 |
| 鳥の子・上級紙 | 客間・見せたい和室 | 間仕切りなど“見える面”に集中 |
※表は選び方の整理用です。実際の金額は紙・サイズ・下地状態で変動します(参照日:2026-02-07)。
出典:住まいの発見館|襖張替えの料金と頼み方(参照日:2026-02-07)
3. DIYと業者はどちらが得?費用と手間を比較
3-1. DIYの費用は「襖紙+道具+下地補修(必要なら)」で考えます
DIYは「襖紙を買うだけ」と思われがちですが、実際はヘラ・カッター・定規・ローラー・糊や養生材などが必要になることがあります。初回は道具代が出やすく、シワや柄ズレで貼り直すと材料費が増えます。枚数が多いと道具代を分散できる一方、仕上げ品質の差が出やすいので、部屋の用途で向き不向きを分けるのが現実的です。
3-2. 業者は「仕上がりの安定」と「手間の削減」が価値になります
業者に依頼すると、剥がし・下地調整・張り込みの精度が安定しやすく、角の収まりや柄合わせもきれいになりやすいです。忙しい方ほど、作業時間を節約できる点がメリットになります。また、引取り・施工・納品の流れで期間が決まるため、急ぎのときは「いつ必要か」を先に伝えると調整しやすいです。
3-3. 迷ったら「目立つ面だけ業者、押入れはDIY」も選べます
コストと仕上がりの両立を狙うなら、間仕切りなど“視線が集まる面”は業者、押入れなど“多少のムラが目立ちにくい面”はDIYにする方法もあります。襖は部位ごとに分けやすいので、優先順位を決めると総額が読みやすくなります。まずは枚数と見える面を整理し、どこに予算をかけるか決めましょう。
表③ DIYと業者の比較(判断に必要な軸だけ)
| ① 比較軸 | ② DIY | ③ 業者依頼 |
|---|---|---|
| 料金 | 材料費中心+道具代 | 施工費込み(グレードで幅) |
| 時間・期間 | 週末の作業時間が必要 | 引取り〜納品で進む(納期確認) |
| 向く対象 | 押入れなど | 間仕切り・客間など |
| 注意点 | シワ・浮きでやり直し | 追加項目の条件確認 |
※DIYは「材料だけで終わらない」点がポイントです。比較は同条件で行いましょう(参照日:2026-02-07)。
出典:住まいの発見館|襖張替え費用は1枚いくら?相場・襖紙・DIY比較(参照日:2026-02-07)
4. 見積もりで損しないコツは?追加費用と賃貸の注意点
4-1. まず「場所・枚数・片面/両面」を一覧にするとズレが減ります
襖は押入れ・間仕切り・天袋などが混在しやすく、ここが曖昧だと見積もりの前提がズレます。先に「場所」「枚数」「片面/両面」「気になる傷み(穴・カビなど)」をメモし、可能なら写真も用意すると、見積もりの精度が上がります。条件が揃えば、比較もしやすくなります。
4-2. 追加費用が出やすい代表例は、天袋・裏面・下地補修・引手交換です
「襖張替え一式」とだけ書かれた見積もりは、含まれる範囲が分かりにくく、後から差額が出る原因になります。とくに天袋・地袋は別メニュー扱いのことがあり、押入れの裏面(内側)も対象に含むかで総額が変わります。穴や大きな破れがある場合は下地を整える工程が増え、追加費用になりやすい点も押さえましょう。
4-3. 賃貸は「通常使用か、故意・過失か」で負担が分かれやすいです
賃貸では、経年変化や通常の使用による損耗まで、借主がすべて負担するとは限りません。一方で、ペットのひっかき傷や大きな破れ、飲み物のシミなどは「通常を超える」と判断されることもあります。自己判断で先に張り替えると、柄やグレードの違いで精算トラブルになる可能性があるため、退去前に「写真→相談→合意」の順で進めるのが安全です。
表④ 見積もりチェック表(追加費用を防ぐ確認項目)
| ① チェック項目 | ② 確認ポイント | ③ 注意点 |
|---|---|---|
| 対象枚数 | 何枚・どの場所か | 天袋が漏れやすい |
| 片面/両面 | 両面が必要な襖はどれか | 前提がズレると比較不能 |
| 下地補修 | 追加費用が出る条件 | 現物確認後に増えることがある |
| 含まれる範囲 | 剥がし・裏面・引手交換の有無 | 「一式」表記は要確認 |
※賃貸の負担は契約・使用状況で個別判断です。合意を取ってから進めましょう(参照日:2026-02-07)。
出典:国土交通省|「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(再改訂版)ダウンロード(参照日:2026-02-07)
5. 工事の期間はどれくらい?依頼から納品までの流れ
5-1. 一般的な流れは「相談→見積→引取り→張替え→納品」です
まずは枚数・サイズ感・気になる傷みを伝え、必要に応じて現物確認をして見積もりを固めます。その後、襖を引き取って工房で張替えを行い、乾燥を経て納品します。納品時は、見た目だけでなく、開け閉めの滑りや引手の固定など、使い勝手も一緒に確認すると安心です。
5-2. 期間が延びやすいのは、繁忙期と下地補修がある場合です
張替えは紙を貼るだけでなく、剥がし・下地調整・乾燥が効きます。梅雨や年末など混みやすい時期は、同じ内容でも納期が延びることがあります。また、穴や反り、カビ臭などで下地補修が必要になると工程が増えるため、最初の見積もり段階で「追加の可能性」を聞いておくと計画が立てやすいです。
5-3. 当日の準備は「動線確保」と「必要な部屋の優先順位」がポイントです
引取りや納品がある場合は、襖の前に物があると作業がしづらくなります。周辺の荷物を移動し、養生が必要な床や壁があれば事前に相談しましょう。また、家族の生活動線を考え、「まずは客間だけ」「寝室の押入れは後日」など、優先順位を決めて分けると、生活への影響を抑えながら進められます。
表⑤ 依頼〜納品までの流れと期間目安
| ① 工程 | ② 期間の目安 | ③ つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| 相談・見積 | 即日〜2日 | 条件が揃わず比較できない |
| 引取り・持込 | 半日 | 動線確保が必要 |
| 工房作業・乾燥 | 1〜5日 | 湿度・下地補修で延長 |
| 納品・調整 | 半日 | 建付け・引手の確認漏れ |
※目安です。枚数・季節・状態で前後します(参照日:2026-02-07)。
出典:住まいの発見館|襖張替えの料金と頼み方(参照日:2026-02-07)
6. 千葉・九十九里エリアでの頼み方と、住まいの発見館の相談ポイント
6-1. 湿気が気になる地域ほど「下地確認」と「材料選び」が効きます
海風や湿気の影響がある環境では、紙の波打ちやカビ臭が気になることがあります。見た目の刷新だけでなく、下地の状態を確認し、必要なら補修を含めて進めると長持ちしやすいです。生活動線(よく触れる場所、ペットが近づく場所)も踏まえ、耐久性と費用のバランスを一緒に考えるのが失敗しにくい進め方です。
6-2. 襖だけでなく、和室全体の「印象」と「使い方」まで整えると満足度が上がります
襖は変化が大きい工事ですが、畳・壁・収納と一緒に考えると統一感が出やすくなります。住まいの発見館は、新築・住み替え・リフォームまで一貫して相談できるため、「今の暮らしに合わせて整えたい」「将来の住み替えも視野に入れて直したい」といった状況でも、優先順位と予算の組み立てを一緒に整理できます。
6-3. 相談前に用意すると、見積もりが早く正確になります
相談の前に「場所」「枚数」「片面/両面」「気になる傷み」を整理し、可能なら写真も用意すると話が早く進みます。特に「天袋がある」「戸襖が混ざっている」「大きな破れがある」などは追加費用に直結しやすいため、先に共有しておくと、想定外の差額を減らせます。
表⑥ 相談前チェック(費用と期間のブレを減らす)
| ① 用意する情報 | ② 具体例 | ③ 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 枚数と場所 | 押入れ2枚、間仕切り4枚など | 総額のズレが減る |
| 片面/両面 | 間仕切りは両面が必要など | 比較が正確になる |
| 傷みの状態 | 穴・反り・カビ臭の有無 | 追加費用の想定が立つ |
| 希望時期 | 来客前、退去前など | 期間調整がしやすい |
※事前情報が多いほど、見積もりの精度が上がりやすいです(参照日:2026-02-07)。
出典:住まいの発見館|お問い合わせ(参照日:2026-02-07)
襖の張替えは、少ない工事量でも部屋の印象が大きく変わる一方で、料金の幅が広く、初めての方ほど「何を基準に比べればよいか」で迷いやすいです。住まいの発見館では、枚数や用途を整理しながら、片面/両面、襖紙の種類、下地の状態まで含めて現実的な予算の立て方をご案内します。来客前や退去前など期間に制約がある場合も、優先順位の付け方から一緒に考えられます。
詳しいメニューと料金は 住まいの発見館・公式料金ページ をご確認ください。
FAQ(よくある質問)
A. 使い方や日当たりで差があります。汚れ・破れ・カビ臭などの不快感が出たら、年数に関係なく検討すると安心です。来客や退去など期限がある場合は、期間を逆算して早めに相談すると失敗しにくいです。
A. 安いこと自体は問題ではありません。ただし「片面のつもりが両面だった」「天袋が別料金だった」「下地補修が含まれていない」など、条件差で安く見えることがあります。必ず同条件で比較し、追加の条件を確認しましょう。
A. 先に管理会社・貸主へ相談するのが安全です。柄やグレードの違いで合意が取れないと、かえって精算トラブルになることがあります。写真を残し、負担と範囲の合意を取ってから進めましょう。