注文住宅で大切なフロアコーティングとは?新築時にやるべき理由を解説します!
その他2023.09.05
「新築住宅はフロアコーティングするべき」
「ワックスフリーならフロアコーティングは不要」
このように様々な意見があるため、初めて注文住宅を建てる方はフロアコーティングを行うか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、フロアコーティングとは何か、フロアコーティングを新築時に行うべき理由とともに解説します。
□注文住宅のフロアコーティングとは
フロアコーティングとは、床の保護を目的としたコーティングです。
ワックスが見た目の美しさを維持するために使用されるのに対して、フロアコーティングは床表面の耐久性や性能を向上させる役割を持ちます。
特に、無垢材や突き板、挽き板などの木材を使用したフローリングは、5年から10年で傷だらけになってしまいます。
フロアコーティングは床の表面を衝撃から守ってくれるため、木材でできたフローリングと非常に相性が良いといえます。
フローリングは汚れにも弱く、経年劣化によって汚れや変色が目立つようになります。
長年住んでも見た目が変わらない住宅にしたい場合、フロアコーティングを利用するのがおすすめです。
また、フロアコーティングはシートフローリングにも有効的です。
シートフローリングは表面に木材を使っていないため、比較的傷や汚れに強いことが特徴です。
しかし、シートフローリングは一度傷がつくと修復しにくいというデメリットがあります。
事前に傷を防止するためには、フロアコーティングが有効です。
□フロアコーティングを新築時に行うべき理由
今回は、新築時にコーティングしておくべき理由を3つ紹介します。
*最も美しい状態をキープできる
フロアコーティングは元々ある傷や汚れも覆うようにコーティングするため、元々あった傷や汚れは修復できません。
新築時の傷一つない状態でコーティングすることで、床に傷をつける前にコーティングできます。
*荷物の出し入れが不要
コーティングは床全体に施すため、施工時には家具や荷物を移動する必要があります。
新築時なら家具や荷物がない状態でコーティングできるため、スムーズに作業できます。
*コーティングの乾燥時間を十分確保できる
コーティング後はコーティング剤を乾燥させる必要があり、家具や荷物を運べない期間が必要になります。
コーティング剤の乾燥時間を入居前に確保しておくことで、コーティング剤がしっかり乾燥するのを待ったうえで入居できます。
□まとめ
今回は、フロアコーティングとは何か、新築時にやるべき理由とともに解説しました。
フロアコーティングは床を衝撃から守るために重要な工程であり、特に無垢材のような木材のフローリングを使っている住宅で重要です。
コーティングを検討している場合は、入居前までに終わらせるように計画しましょう。