新築でも床なりが発生する?原因や対処法を解説します!
その他2023.08.09
住宅の床鳴りは、築年数の古い住宅で生じるものだと考える方は多くいらっしゃいます。
しかし、床鳴りは新築住宅でも発生する恐れがあり、注意が必要です。
今回は、新築住宅でも床鳴りが発生する原因や、万が一新築住宅で床鳴りが発生した場合の対処法について解説します。
□新築住宅で床鳴りが発生する原因
新築住宅で床鳴りが発生する原因を、3つ紹介します。
*床材の乾燥
床材が乾燥すると収縮や膨張が生じるため、床材が変形してしまう場合があります。
変形すると床材と下地の接着剤がはがれてしまうため、その隙間から床鳴りが発生する可能性があります。
特に冬は乾燥しやすいため、床鳴りが増える季節といえます。
*施工不良
例えば、床材と下地の接着が甘い場合や、土台の強度が足りない場合には、新築住宅であっても床鳴りが発生する可能性があります。
細かいポイントではありますが、フローリングのつなぎ方が悪いと、フローリング同士のつなぎ目から床鳴りが発生することもあります。
*シロアリ
新築住宅であれば、シロアリが侵入することはないと考える方は多くいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。
シロアリは新築住宅でも侵入するうえに、わずか1年程度で被害が拡大する恐れもあります。
床鳴り以上に大きな被害になりやすいため、床の補強やシロアリ駆除によって対策しましょう。
□床鳴りの対処法
前述のように、床鳴りには様々な原因があります。
そのため、まずは住宅調査によって原因を特定することが大切です。
ただ、床鳴りの原因は自分で特定できる場合もあります。
専門家に調査を依頼すると費用が掛かるため、まずは自分で原因を探してみましょう。
自分で調査しても原因が特定できない場合、床下や下地が原因の可能性があります。
この場合は自力で特定するのが難しいため、専門家に依頼しましょう。
住宅調査以外にも、施工会社に現地確認してもらうことが大切です。
現地確認してもらったうえで床鳴りの原因について見解を求めることで、補修工事をしてもらえる可能性が高くなります。
証拠として残しておくために、見解は口頭ではなく、書面に示してもらいましょう。
□まとめ
今回は、新築住宅でも床鳴りが発生する原因や、対処法について解説しました。
新築住宅は強靭で、害虫を寄せ付けないと考える方もいらっしゃいます。
しかし、新築住宅でもシロアリが発生する場合があり、常に警戒を怠らないことが大切です。
この記事がお役に立てますと幸いです。