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吹き抜け 照明 失敗を防ぐには?暗い・まぶしい後悔を減らす照明計画

吹き抜けは開放感が魅力ですが、照明計画を間違えると「夜が暗い」「まぶしくて落ち着かない」「交換が大変」で後悔しやすい場所です。失敗の多くは、明るさを“部屋の中心だけ”で確保しようとしたり、光源の見え方(グレア)や、将来のメンテナンスを後回しにしたりすることから起きます。さらに点灯時間が長いと電気代にも差が出ます。この記事では、吹き抜け照明の失敗パターンを整理し、器具の組み合わせと配置の考え方、見落としがちな交換性、そして直し方(増設・調整)までをやさしく解説します。最後に、住まいの発見館の家づくりの進め方(シミュレーション・打ち合わせ回数)も踏まえ、後悔を減らす手順にまとめます。

【要点】吹き抜け照明の失敗は「明るさ不足」「眩しさ」「交換しにくい」の3つに集約されます。比較の基本は“一室一灯”より“多灯分散”です。LED化と調光・センサーで電気代を抑えやすく、器具は期間(交換目安)まで含めて選ぶと後悔しにくくなります。

1. 吹き抜けが暗いのはなぜ?明るさ不足の原因と基本対策

【結論】吹き抜けの明るさ不足は「光が届く場所の偏り」が原因になりやすいので、照明を分散し、壁面や手元に“必要な光”を足すと失敗しにくくなります。

1-1. 「天井が高い=暗い」ではなく「光の届き方」が問題

吹き抜けが暗く感じるときは、部屋全体の光量だけでなく、床やソファ周り、階段、壁など「見たい場所」に光が届いていないことが多いです。中心の照明だけに頼ると、明るいところと暗いところの差が大きくなり、体感が暗くなりがちです。

1-2. 失敗しやすいのは“一室一灯”発想のまま吹き抜けにすること

吹き抜けでは、光を分散して配置する「多灯分散」を前提にすると失敗が減ります。たとえば、壁を照らすブラケットや、手元を照らすダウンライトを足すと、同じ消費電力でも見え方が整いやすくなります。雰囲気づくりも調整しやすくなります。

1-3. 暗さは「足す」より「配る」発想で整える

器具を増やす前に、どこが暗く困っているかを先に決めましょう。階段が暗いなら足元、ダイニングならテーブル面、リビングなら壁面の明るさが効きます。必要な場所に必要な光を配ると、眩しさを抑えながら“ちょうどよさ”を作れます。

表① 吹き抜け照明の「暗い」失敗パターンと対策(比較

① 症状 ② ありがちな原因 ③ 失敗しにくい対策 ④ 注意点
夜が暗い 中心照明だけで全体を照らそうとする “多灯分散”で壁面・手元に光を配る 器具の数より「照らす場所」を先に決める
階段・廊下が不安 吹き抜けの光が足元まで届かない 足元灯・ブラケットで安全照明を確保 夜間の動線(トイレ等)を想定する
雰囲気が単調 均一に明るいだけ/影がない 間接照明や壁照射で“明るさ分布”を作る やりすぎると眩しさ・反射が増える

※表は一般的な失敗例の整理です。設計時は現地条件(窓位置・色・家具)で調整します(参照日:2026-02-07)。

一次情報(考え方の根拠):照明学会「住宅照明設計技術指針」紹介(多灯分散の考え方)

2. まぶしい・落ち着かない…眩しさ(グレア)で失敗する理由

【結論】吹き抜けは光源が視界に入りやすいので、眩しさ対策は「光源を見せない」「反射を増やさない」を軸にすると失敗しにくくなります。

2-1. 眩しさは“明るい”とは別問題

必要な明るさがあっても、光源が目に入ると不快になり、落ち着かない空間になりがちです。特に吹き抜けでは、2階ホールや階段から照明を見上げる角度になりやすく、眩しさが出やすい構造です。

2-2. 「照度」だけでなく「均一さ」や「不快グレア」を見る

照明は明るさ(照度)だけでなく、明るさのムラ(均斉度)や不快グレアなど“質”も大切です。吹き抜けはムラと眩しさが同時に起きやすいので、光を分散し、視線方向に光源が来ない配置にするほど快適になりやすいです。

2-3. 眩しさを減らす具体策(配置・器具・調整)

対策は「直接光を減らす」「壁や天井に当てて返す」「調光で下げる」の3つです。たとえば、ルーバー付き・拡散カバー付きの器具、壁照射のブラケット、間接照明が有効です。点灯シーンを分けると“眩しい時間”も減らせます。

一次情報(眩しさ・均斉度など“質”の考え方):照明学会:JIS Z 9110「照明基準総則」概要(不快グレア・均斉度など)

3. 交換できないが一番つらい…メンテナンスで後悔しない考え方

【結論】吹き抜け照明は「切れたら終わり」になりやすいので、メンテナンス性(交換・点検)を設計段階で確保することが最大の失敗防止です。

3-1. LEDでも“器具”は永遠ではありません

LEDは長寿命のイメージがありますが、照明器具はLED以外の部品(回路など)で故障することがあります。長く使う前提ほど「壊れたときにどう直すか」を先に決めておくと、住んでからの困りごとが減ります。

3-2. 交換の目安は“年数”で考えると判断しやすい

目安として、照明器具は適正交換時期が8〜10年、安全面からの耐用の限度が15年と整理されています。吹き抜けは高所作業になりやすいので、この“交換の節目”を前提に、足場や交換方法まで想定しておくと安心です。

3-3. 失敗しにくい器具選びは「交換手段」をセットで決める

選び方のコツは、(1)電球交換ができる器具にして脚立で届く高さに下げる、(2)2階ホール側から交換できる位置にする、(3)長寿命でも交換できない一体型を避ける、などです。家族構成や在宅時間(対象)によって必要な点灯時間も変わります。

一次情報(耐用年限・交換時期の整理):一般社団法人日本照明工業会(JLMA)「照明器具の寿命表記について」(耐用年限8〜10年/15年など)

4. 電気代が想定より高い?点灯時間が長い吹き抜けの省エネ術

【結論】吹き抜けは点灯時間が長くなりやすいので、LED化と制御(調光・センサー)で電気代の失敗を減らせます。

4-1. 「長時間点けっぱなし」になりやすいのが吹き抜け

吹き抜けは1階と2階の“共有空間”になりやすく、誰かが起きている間は点灯しがちです。結果として、短時間の部屋よりも電気の使い方が差になって表れます。まずは「どの時間帯に、誰が、どこを使うか(対象)」を整理しましょう。

4-2. 交換するだけで節約が見えやすい(具体例)

例として、54Wの白熱電球を7.5Wの電球形LEDに交換し、年間2,000時間使う条件では、年間で約2,883円の節約という試算が示されています。器具を替える前に“電球から”始めるのも現実的です。

4-3. 調光・センサー・掃除で「ムダな明るさ」を減らす

調光は「眩しい」を減らすだけでなく、省エネにもつながります。人感センサーは玄関や廊下などで点灯時間を短くしやすい方法です。また照明の汚れで明るさが落ちると、必要以上に点ける原因になるため、定期的な掃除も“実質的な節約”になります。

表② 電球の種類でどれだけ違う?寿命・消費電力・節約の比較

① 項目 ② 白熱電球 ③ 電球形蛍光ランプ ④ 電球形LEDランプ
時間・期間(寿命の目安) 約1,000時間 約6,000〜10,000時間 約40,000時間
消費電力(例) 54W (白熱の約1/4の省電力) 7.5W
料金(節約例) 白熱から交換で年間約2,883円節約(条件あり)

※寿命・節約例は公表されている試算条件(年間使用時間など)によって変わります(参照日:2026-02-07)。

一次情報(省エネ試算・寿命の目安):資源エネルギー庁 省エネポータル「照明」

5. ペンダント・ダウンライト・間接照明の組み合わせで失敗を減らす

【結論】吹き抜けの照明計画は「用途別に器具を分ける」と、暗さ・眩しさ・電気代の失敗を同時に減らしやすくなります。

5-1. 役割を分ける:全体・作業・演出の3レイヤー

吹き抜けは1灯で全部を兼ねるほど失敗しやすいので、役割を分けます。全体の見通し、作業(ダイニングや階段)、雰囲気(壁や天井の明るさ)の3つに分けると、必要以上に明るくせずに満足感を作りやすくなります。

5-2. ペンダントは「位置」と「高さ」で良くも悪くも変わる

ペンダントは見た目の満足度が高い一方、視線に入りやすい位置だと眩しさの原因になります。ダイニング上のように“見る場所”が決まっていると活躍し、リビング中央に大きく下げる場合は影や圧迫感にも注意が必要です。

5-3. ダウンライトと間接照明は「少数精鋭」で効かせる

ダウンライトは配置を間違えるとムラや眩しさが出ますが、手元や動線に“狙って”入れると便利です。間接照明は壁面や天井の明るさを作り、体感の暗さを改善しやすい方法です。調光と相性がよく、シーン分けにも向きます。

表③ 器具タイプ別:吹き抜けでの向き不向き(比較

① 観点 ② ペンダント ③ ダウンライト ④ ブラケット/間接照明
得意な役割 ポイント・デザイン 手元・動線の確保 壁・天井の明るさづくり
失敗しやすい点 眩しさ/圧迫感 ムラ/照らしすぎ 設置位置で効きが変わる
比較のコツ “見せる”なら視線角度を外す “必要な所だけ”狙う “体感の暗さ”を整える

※表は器具の一般的な特徴整理です。実際は窓・内装色・家具で最適解が変わります(参照日:2026-02-07)。

一次情報(住宅照明の量・質・制御・多灯分散の論点):照明学会「省エネと快適性を目的とした住宅照明」報告書(目次・論点)

6. 後悔しない手順は?シミュレーションと“直し方”までまとめて準備

【結論】吹き抜け照明は「決め切る」より「検証して直せる」手順が重要です。設計段階でシミュレーション回数・打ち合わせ回数を確保し、住んだ後の増設も想定すると失敗が減ります。

6-1. まず“困りごと”を言語化:暗い場所・眩しい角度・使う時間

後悔しやすいのは「なんとなくおしゃれ」で決めたときです。夜に読書をする人がいる、子どもが階段を使う、在宅ワークがあるなど、暮らしの条件(対象)で必要な光は変わります。困る場面を先に書き出すと、必要な照明が見えてきます。

6-2. “検証の場”を用意:3D・シーン分け・スイッチ計画

吹き抜けは完成後に直すと大変なので、設計中に「見え方」を検証できる場が大切です。たとえば、照明を一括点灯だけにせず、全体/作業/演出で回路を分けると、眩しさも電気代も調整しやすくなります。配線計画は早めが有利です。

6-3. 直し方の選択肢:増設・調光化・交換性の改善

住んでからの改善は、(1)壁付け照明やコンセント式の間接照明を足す、(2)調光・センサーを追加する、(3)交換しやすい器具へ更新する、が現実的です。高所作業が絡む場合は安全と費用を見込んで、計画的に進めるのがおすすめです。

一次情報(打ち合わせ・シミュレーション回数、料金目安):住まいの発見館「家づくりの価格」


吹き抜け照明は、間取り・窓・内装色・家具まで含めて“見え方”が決まります。住まいの発見館では、吹き抜けを含むプラン検討でも打ち合わせやシミュレーションを踏まえた進め方ができます。新築の価格感も含め、全体計画と一緒に照明の失敗を減らしたい方は、まずメニューと料金の考え方から確認すると検討が進めやすくなります。
詳しいメニューと料金住まいの発見館・公式料金ページ をご確認ください。

FAQ

Q1. 吹き抜けはペンダント1灯だけでも大丈夫ですか?

A. 失敗しやすいです。ペンダントはポイント照明として優秀ですが、全体の明るさ・階段の安全・壁面の見え方まで1灯で担うとムラや眩しさが出やすくなります。役割を分けて補助灯を用意すると後悔が減ります。

Q2. 眩しいときはワット数を下げれば解決しますか?

A. 明るさを下げるだけで改善する場合もありますが、光源が見える位置関係が原因だと再発します。調光に加えて、光源を視線から外す配置、拡散カバー、壁や天井への照射(間接)などの“見え方”対策が有効です。

Q3. 交換が大変な場所は、どんな考え方で選べばいいですか?

A. 「交換方法を決めてから器具を決める」が安全です。脚立で届く高さにする、2階側から作業できる位置にする、電球交換可能な器具にするなど、将来の交換性を設計条件に入れると、暮らし始めてからの困りごとを減らせます。

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