ペットと暮らす家で注意すべき間取りの考え方とは?トラブル対策も解説します!
その他2023.02.13
これから注文住宅を建てる方の中には、室内でペットと暮らす予定の方もいらっしゃると思います。
では、ペットと暮らす間取りを考える上で、具体的に工夫していることはありますか。
ペットとの距離感を適切に保ち、互いがストレスなく生活するためには、間取りや設備面で工夫する必要があります。
今回は、ペットと暮らす家で工夫すべき間取りや設備のポイント、よくあるトラブルの対策方法について解説します。
□家の間取りや設備面の工夫
犬と暮らす場合のように散歩を伴うペットの場合、散歩から帰ってきてすぐに汚れを落とせるようなスペースがあると良いでしょう。
例えば玄関の近くに浴室を設ける間取りや、浴室とは別でペット専用の洗い場を設ける方法があります。
また、洗面所は汚れに強い床材が使われているため、ペットのトイレ置き場に適しています。
もし浴室でペットを洗う予定の方は、洗面所にペット専用のスペースを設けると良いでしょう。
一方で、浴室にある洗剤やシャンプーは、ペットにとって危険な場合があります。
お湯が張ってあれば溺れてしまうリスクもあり、浴室はペットにとって非常に危険な場所です。
ペットが勝手に侵入して生じる事故もあるため、勝手に入れないようにフェンスを設置しておきましょう。
設備面の工夫として、床材選びが大切です。
犬や猫などのペットは人間に比べて足を滑らせやすいため、床材は滑りにくいものを選びましょう。
どうしても使いたい床材がある場合は、コーティングも効果的です。
□ペットと暮らす上でのトラブルの対策
犬と暮らす上でどうしても気になるのが、鳴き声や足音などの騒音問題と、ニオイ問題です。
まず鳴き声対策ですが、直接音を小さくするのは難しいですよね。
そのため、サッシやシャッターを設けることで近隣や室内への騒音防止を図りましょう。
足音は床材にクッション性の高いものを使うことで、かなり軽減できます。
次に、ニオイ対策です。
ニオイ対策は、ペットのトイレを中心に行ってください。
トイレ付近に換気扇を設けたり、床材は消臭機能や防水機能のあるものを選んだりすると良いでしょう。
ニオイは天井に残りやすいため、換気扇は天井付近に設置しましょう。
□まとめ
今回は、ペットと暮らす家で工夫すべき間取りや設備のポイント、ペットと暮らす上でのトラブル対策について解説しました。
ペットの性質をよく知ることで、お互いの住みやすさは大幅に向上します。
この記事がお役に立てますと幸いです。