注文住宅で予算オーバーする原因とは?対策を解説します!
その他2023.08.13
注文住宅では、外観や内装のイメージ、取り入れたい要望をできるだけ具体的にして、イメージに近い仕上がりに近づけることが大切です。
同時に、それらの要望を取り入れた時、予算に収まるような計画を立てることも大切です。
そこで今回は、注文住宅でよくある予算オーバーの原因や、予算オーバーを防ぐためのポイントについて解説します。
□注文住宅の予算オーバーの原因
今回は、注文住宅で起こりがちな、予算オーバーの原因について2つ解説します。
*打ち合わせの失敗
注文住宅における打ち合わせは、お客様と施工会社のイメージをすり合わせ、完成形をイメージに近づけるための非常に重要な作業です。
そのため、話し合いでは具体的なイメージや要望を伝えることが大切です。
しかし、伝えた要望をすべて取り入れる方針にしてしまうと、簡単に予算オーバーしてしまいます。
そのため、打ち合わせの前から予算を明確にしておきましょう。
予算を施工会社に伝えておくと、予算を管理しながら打ち合わせを進められます。
*設備のグレードアップ
費用が高くなる原因には、設備の導入や住宅構造の複雑化などがありますが、時に見落としがちなのが設備のグレードアップです。
キッチンやトイレなどのグレードアップは、思いのほか高額な費用がかかります。
設備のグレードが上がれば機能性も高くなりますが、それらは必ずしも生活を快適にするとは限りません。
費用対効果を考え、お金をかける部分と、妥協する部分のメリハリをつけましょう。
□予算オーバーを防ぐポイント
1つ目のポイントは、住宅の構造をシンプルにすることです。
住宅の凹凸を減らすことで施工の手間が少なくなり、費用も安くなる傾向にあります。
各階の床面積が等しい総二階建てにすると良いでしょう。
2つ目のポイントは、設備のグレードを下げることです。
キッチンやトイレなどの水回りの設備は、常に新しい機能が開発されています。
これらの機能は確かに魅力的ですが、それらは本当に必要な機能でしょうか。
十年単位で使い続ける設備のため、快適に使えることは設備を選ぶうえで重要なポイントです。
しかし、快適性を求めるあまり、不必要な機能まで取り入れないようにしましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅で予算オーバーする原因や、予算オーバーを防ぐポイントについて解説しました。
予算オーバーは、設備のグレードアップや新たな設備の追加などによって、簡単に生じてしまいます。
設備面でのコストダウンが難しい場合は、住宅構造の単純化のように、他の切り口でコストダウンすることを考えましょう。