二世帯住宅で注意することとは?メリットやデメリットを解説します!
その他2023.10.13
二世帯住宅とは、親世帯と子世帯が一つの建物内で生活する住宅のことを指します。
今回は注文住宅をお考えの方々、特に二世帯住宅に興味を持っている方に向けて、そのメリットやデメリットを詳しく解説します。
本記事を読むことで、一般的な一世帯住宅とは異なる特徴をチェックしてみてください。
□二世帯住宅のメリット
*1.子育てや家事、介護など生活を助け合える
子育て世代にとって、親との距離が近いことは非常に大きなメリットとなります。
理由は、子育てのサポートや、家事のサポートが手厚くなることが期待できるからです。
急な病気や怪我の際にも、親世帯に頼れる安心感があります。
その他、高齢の親を近くで見守れるという点にメリットを感じている方も多いです。
*2.建物のコストカットや予算アップが可能
二世帯住宅は、二世帯が住む家とはいっても建築コストが2軒分にはなりません。
共用スペースを増やすことで、建築コストを削減できます。
例えば、お風呂やキッチンなど、それぞれ必要なものを一つにまとめてしまえば、コストカットにつながります。
また、資金計画の選択肢も増えるため、より良い住宅を建てられるでしょう。
さらに、親が持っている土地に新居を建てるケースも考えられ、その場合は子世帯の負担が建築コストのみとなることもあります。
*3.水道光熱費を抑えられる
二世帯住宅では、水道や電気などの光熱費を共有することで、コストを削減できます。
特に、共用部分が多い場合、1世帯あたりの光熱費が大幅に削減されることが期待できるでしょう。
□二世帯住宅のデメリット
1.友人との関わりが減る
親世帯との生活が中心となるため、友人との交流が減少することが考えられます。
特に、共用スペースが多い場合、友人を自宅に招くことが難しくなることも。
2.子世帯の行動にストレスを感じる
子世帯の行動や生活スタイルによっては、親世帯がストレスを感じることがあります。
例えば、キッチンやリビングの共有による遠慮や、生活音の問題などが挙げられます。
親世帯にとっては、孫の友達とその母親たちがほぼ毎日遊びにくるため、その時間はリビングに出にくくなり、部屋に閉じこもる時間が多い生活になっているという声もあります。
3.親世帯に気を使う
子世帯が常に親世帯に気を遣うことが求められるため、自由な生活が難しくなることが考えられます。
特に、共用スペースが多い場合や、プライバシーの確保が難しい場合には、このような問題が生じやすいです。
□まとめ
二世帯住宅は、多くのメリットを持つ一方で、デメリットも無視できないものがあります。
二世帯住宅に興味を持っている方は、これらのポイントをしっかりと把握し、家族全員で話し合いながら最適な住まいを選ぶことが大切です。