ランニングコストがかからない家にするためには?コストを抑えるコツを紹介します!
その他2022.07.17
家を維持するためには、ランニングコストがかかります。
このコストはできるだけ抑えたいところですが、どうすればコストがかからない家にできるのでしょうか。
今回は、ランニングコストができるだけかからない家にするためのコツについて紹介します。
ぜひお役立てください。
□そもそもランニングコストとは?
ランニングコストは家を維持するための定期的なコストのことを指し、主に光熱費と修繕費の2つに分けられます。
光熱費は電気代やガス代のことで、どのような家に住んでいても生活するために払わなければならないコストです。
修繕費は、外壁や屋根の塗装・張り替えにかかる費用のことです。
費用はその修繕内容にもよりますが、外壁塗装に関しては1回の修繕で80〜100万円ほど、張り替えに関しては150〜250万円ほどかかります。
どちらも非常に高額であることには変わりないでしょう。
□ランニングコストを抑えるためには
外壁の塗装が必要な際には、できるだけメンテナンスを必要としない材料を選びましょう。
種類によっては、メンテナンスの頻度が高くなってしまうものもあります。
樹脂系のサイディングやガルバリウムなどのメンテナンスの頻度が少ない材料を選ぶようにしましょう。
また、光熱費を抑えるためには、家の断熱性をできるだけ上げましょう。
電気代のうち、エアコンの使用にかかる割合は夏が50パーセントほどで、冬は33パーセントほどと言われています。
そのため、いかにエアコンを使わずに済む家づくりをするかがポイントです。
エアコンの使用頻度を減らすために断熱効率を向上させることが非常に効果的です。
さらに、間取りを工夫することも大切です。
外壁を守るために軒を付けて修繕費用を抑えたり、部屋数の少ないコンパクトな設計にして電気代を抑えたりすることも効果的と言えるでしょう。
他にも、風の通り道を意識した間取りにする方法があります。
夏場のエアコン代をカットするためには、風が通りやすいように設計することが必要です。
また、中庭を設けることで家が密集しているエリアであっても風通りを良くできるので覚えておきましょう。
□まとめ
今回は、ランニングコストができるだけかからない家にするための工夫を紹介しました。
光熱費を抑えるためには、家全体の断熱性をアップすることや風通しの良い構造にすることが効果的です。
修繕費については高い費用がかかるので、あらかじめメンテナンスの必要がないような外壁にしましょう。