注文住宅に吹き抜けはアリ?ナシ?メリットやデメリットを解説します!
その他2023.06.17
様々な要望や憧れを叶えられる注文住宅ですが、吹き抜けに憧れる方も多いのではないでしょうか。
吹き抜けは採光や風通しの面で優れるため、明るく開放感のある家にしたい方におすすめです。
一方で、吹き抜けにはいくつかのデメリットもあります。
今回は、注文住宅で吹き抜けを設けるのはアリなのか、ナシなのか、吹き抜けの特徴から解説します。
□注文住宅で吹き抜けを設けるメリット
1つ目のメリットは、開放感が生まれることです。
吹き抜けを設けることで天井が高くなるため上下方向に空間が広がり、開放感が一層に感じられます。
天井が高いことで圧迫感が少なくなり、ゆったりとくつろげる空間になるでしょう。
2つ目のメリットは、採光面に優れることです。
吹き抜けの上部に窓を設けることで、高い位置から光を取り込めます。
光を取り込みにくい北側の部屋でも、明るい空間になるでしょう。
また、日中の電気代を抑える効果もあります。
3つ目のメリットは、家族の気配を感じられることです。
吹き抜けが2階やロフトまで繋がっていると、異なるフロアにいる家族の存在まで感じられるでしょう。
例えば2階の自室にいる子供に1階のリビングから声をかけられるため、コミュニケーションの抵抗が少なくなります。
一方で、家族の距離が近くなることで、プライバシーが保てなくなることに注意しましょう。
□注文住宅で吹き抜けを設けるデメリット
1つ目のデメリットは、熱が逃げやすいことです。
上下方向に大きな空間があるため、空調が効きにくくなってしまいます。
暖かい空気は上に移動する性質があるため、特に冬場の暖房の熱が逃げやすいでしょう。
対策として、空気をかき混ぜるサーキュレーターを配置すると良いでしょう。
2つ目のデメリットは、2階やロフトが狭くなることです。
天井まで貫く空間を設けるため、2階やロフトに使える床面積は少なくなってしまいます。
吹き抜けのデッドスペースは活用しにくいため、吹き抜けを設ける余裕があるか考えましょう。
3つ目のデメリットは、掃除しにくいことです。
吹き抜けの天井付近の場所は、専用の掃除道具を使うか、業者に依頼して掃除してもらう必要があります。
照明の汚れが気になる方には、あまりおすすめできません。
□まとめ
今回は、注文住宅で吹き抜けを設けるメリットやデメリットについて解説しました。
吹き抜けはメリットが多い一方で、人やケースによっては致命的になるようなデメリットもあります。
この記事がお役に立てますと幸いです。