注文住宅のデザインに後悔しないための失敗例と注意点をご紹介します
その他2023.06.09
注文住宅といえば、自由度が高くて様々な要望を叶えやすいのが特徴ですよね。
こだわって考えたデザインを反映するのも、注文住宅の醍醐味でしょう。
しかし、初めての注文住宅設計でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は初めて注文住宅を建てる方に向けて、注文住宅でよくある失敗例や、後悔しないためのポイントについて解説します。
□後悔しがちな注文住宅のデザイン例をご紹介!
1つ目の失敗例は、リビングの窓に関する失敗です。
光を存分に取り入れるために大きな窓を設ける方がいらっしゃいますが、大きすぎる窓はかえって不便になってしまいます。
窓が大きいと壁面が少なくなり、収納やテレビなどを置くスペースが減ってしまいます。
家具や収納を置くスペースを確保した上で、大きな窓を取り入れましょう。
2つ目の失敗例は、吹き抜けです。
吹き抜けに憧れる方は多くいらっしゃいますが、熱が逃げやすい点に注意しましょう。
暖かい空気は上の方に溜まりやすく、暖房で温めた空気が吹き抜けの上の方に逃げてしまいます。
吹き抜けを設ける場合は冬の寒さ対策として、シーリングファンを使うと良いでしょう。
3つ目の失敗例は、対面キッチンです。
リビングにいる家族とコミュニケーションが取りやすいことで人気の対面キッチンですが、通路が狭いためゴミ箱や収納を置くスペースが少ないことがデメリットです。
限られたスペースに家具や収納を収めるために、事前にキッチンに配置する物を決めておきましょう。
□注文住宅で後悔しないためには?
1つ目のポイントは、丁寧に打ち合わせすることです。
打ち合わせでご自身や家族のイメージと、担当者のイメージをすり合わせておかないと、完成後にイメージが食い違ってしまう場合があります。
また、吹き抜けや大きな窓のように、問題点がある場合は諦めるか、対策を施す必要があります。
家族が納得できるまで話し合いましょう。
2つ目のポイントは、将来の生活スタイルの変化も見据えることです。
今後お子さんが生まれる場合や、小さなお子さんがいらっしゃる場合は、生活スタイルが大きく変わるでしょう。
その変化に対応できるように、収納や間取りの面で工夫しましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅のデザインでよくある失敗や、後悔しないためのポイントについて解説しました。
人気のデザインや間取りでも、デメリットが存在します。
これらのデメリットを受け入れて対策するのか、そのデザインを諦めるのか、慎重に考えましょう。