平屋にはトイレが2つ必要?1個と2個のそれぞれのメリットとデメリットをご紹介!
その他2023.01.05
平屋はフロアが1つしかない分、トイレも1つで良いと考える方が多いでしょう。
しかし、朝忙しい時にトイレが1つでは困ってしまいますよね。
では、どんなケースでトイレが2つ必要になるのでしょうか。
今回は、トイレが2つの場合と1つの場合それぞれのメリットを解説します。
あなたのケースではどちらが適しているのか、参考になれば幸いです。
□平屋にトイレを2つ設けるメリットとデメリット
平屋住宅における2つ目のトイレは、主に緊急時に役立ちます。
朝時間のない場合や、家族が感染症を患った場合、トイレが故障した場合などの、家の中で起こるトラブルを一時的に解決してくれるのが2つ目のトイレです。
さらに、役立つのは緊急時だけではありません。
来客用と家族用のトイレを分けておくことで、誰もがトイレを安心して使えます。
一方のデメリットは、費用の高さや、トイレに使うスペースが増える点です。
トイレを1つ増設する場合、トイレ本体の価格に加えて、設置費用も増えてしまいます。
特に予算に余裕がない場合は、本当に2つ必要か慎重に検討しましょう。
また、トイレが占めるスペースも2倍になってしまいます。
平屋は土地の広さに対して使える部屋の広さが狭いため、二階建て以上に居住スペースを圧迫してしまいます。
□トイレを1つにするメリットとデメリット
トイレを1つにするメリットとデメリットは、基本的に2つ設ける場合の逆になるとお考え下さい。
主なメリットは、建設費用やリフォーム費用を抑えられることです。
建設時にかかる費用はもちろん、その負担はリフォームにも影響があります。
2人暮らしの場合を代表とする、トイレが2つ必要ない場合は、トイレを1つにすることを検討しましょう。
一方のデメリットは、先ほど紹介したような緊急事態に対処しにくいことです。
例えばトイレが故障した場合、一時的に家のトイレが使えなくなります。
また、朝や全員が帰宅する夜には、トイレが混雑してしまう場合があります。
特に世帯人数が多い場合は注意しましょう。
また、1つしか設置しない場合、生活動線に気を付けて配置する必要があります。
平屋は平面上にすべての部屋を配置するため、トイレまでの動線が不平等になってしまう場合があります。
トイレから遠い部屋を作らないように注意しましょう。
□まとめ
今回は、平屋にトイレは1つで十分なのか、2つ必要なのか、それぞれのメリットやデメリットを解説しました。
平屋にトイレは2つもいらないと考えていた方も、2つ設置することのメリットの多さに驚いたのではないでしょうか。
この記事がお役に立てますと幸いです。