注文住宅の打ち合わせは、お客様の持つ完成イメージを業者と共有する、非常に大切な作業です。
お互いのイメージがうまくすり合わさられていないと、イメージと異なる住宅になって後悔する場合があります。
今回は、注文住宅の打ち合わせで決める内容や、打ち合わせを成功させるコツについて解説します。
□注文住宅の打ち合わせで決める内容
他にも決めるべきポイントは多くありますが、今回は2つのジャンルに分けて解説します。
*間取りや設備
間取りは生活動線の長さを左右する重要な要素で、生活の快適性に影響します。
部屋の使用目的や生活スタイルなどを伝えておくことで、担当者は快適な生活動線を提案しやすくなります。
設備には、水回りの設備やコンセント、窓やドアの大きさなどが含まれるため決めることが非常に多く存在します。
例えばコンセントを考えるだけでも、一つ一つの部屋に必要なコンセントの数や快適に使える位置など、考えることはたくさんあります。
*内装
内装を考える際には、くつろげるリビングや、食事が美味しく見えるようなダイニングの照明など、目的に応じて決めることが大切です。
内装は個人や家族の趣味嗜好が大きく反映されるため、テーマや取り入れたい家具など決めておくと良いでしょう。
モデルハウスやカタログを見てイメージを具体的にしていけば、具体的な内装を選ぶ際も選びやすくなるでしょう。
近年はSNSで検索される方も多く、気に入った家具やデザインを保存しておく方法もおすすめです。
□打ち合わせを成功させるコツ
1つ目のコツは、打ち合わせ前に準備しておくことです。
受け身になっていては、良い注文住宅は完成しません。
こだわりや要望がある場合は、事前に写真や実物を見て、具体的なイメージを伝えられるようにしておきましょう。
また、予算を決めておくことも大切です。
注文住宅は自由度が高い反面、要望を次々に盛り込むと費用が膨れ上がってしまいます。
事前に予算を設定して、無理のない資金計画を立てましょう。
2つ目のコツは、打ち合わせごとに話す内容を決めておくことです。
注文住宅の打ち合わせでは、何度も重ねることでプランニングを進めます。
そのため、その日の打ち合わせで話したい内容を事前に決めた上で、計画的に打ち合わせを進めることが大切です。
□まとめ
今回は、注文住宅の打ち合わせで決める内容や、打ち合わせを成功させるコツについて解説しました。
注文住宅の打ち合わせは、要望やイメージを具体的に話すことが大切です。
話す内容や、そこで提案したい要望などを決めて臨みましょう。