注文住宅は間取りやデザインの自由度が高く、様々な要望を叶えられる点がメリットですが、一方で失敗例もいくつかあります。
注文住宅にはよくある失敗が存在するため、これを事前に知っておくことで失敗を減らせるでしょう。
今回は、注文住宅でよくある失敗や、失敗しないためのコツについて解説します。
□注文住宅の後悔ポイント
1つ目のポイントは、コンセントの配置です。
細かなポイントではありますが、コンセントが不足するとかなり不便です。
同時に使える電化製品の数が制限されてしまうため、日々のストレスの原因になるでしょう。
部屋ごとに使用する電化製品をリストアップせずにあいまいにコンセントを配置してしまうと、コンセントが不足してしまいます。
また、部屋の中でもどこで電化製品を使うか考えないと、数は足りていても使い勝手が悪くなってしまいます。
コンセントの配置を考える際には、部屋のどこで、何を使うのかリストアップしておきましょう。
2つ目のポイントは、収納の配置や量です。
収納に関する悩みは多く、収納が不足して後から棚を買い足す方も多くいらっしゃいます。
また、家族の成長や生活スタイルの変化によって、必要な収納量が増えるケースもあります。
将来的に必要になる収納量も想定して、余裕のある収納を設計しましょう。
□失敗しないためのコツ
1つ目のコツは、入居後の生活を具体的にイメージして考えることです。
先ほどのコンセントや収納も、生活をイメージするとどの部屋でどの電化製品を使うか考えやすくなります。
生活をイメージすると生活動線も考えやすくなり、生活動線上に収納を配置できます。
収納スペースまで移動する手間が省けるため、動線もスムーズになるでしょう。
2つ目のコツは、モデルハウスの内見や知人の家を見ることで、具体的なイメージを膨らませることです。
ネットで写真を見るのと、実物を内見するのでは大きな差があります。
イメージと異なる住宅にならないように、実際に足を運んでみましょう。
3つ目のコツは、担当者と納得いくまで相談することです。
注文住宅では、ご自身のイメージと担当者に伝わっているイメージをすり合わせていくことが大切です。
伝えていたイメージと違った、と失敗しないように、納得いくまで相談しましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅でよくある失敗例や、失敗しないためのポイントについて解説しました。
新居で思い描いている生活を送るためには、実際の住宅を見てイメージを膨らませることが大切です。
具体的なイメージができたら、そのイメージを担当者に確実に伝えられるように、綿密に話し合いましょう。